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| 顎関節症 |
| 大症状として、開口障害(口が大きく開けられない、または大きく開けるときに片側の下顎が遅れて開く) 関節雑音(口をあけるときカクンとした音や、硬いものが擦れた音がする) 顎関節の疼痛があります。 他に耳鳴り、片頭痛、腰痛、肩こり、のどに異物があるような感じ、目眩、のいずれかの不定愁訴も表れるときも多くあります。下あごの偏位による片頭痛は、噛みしめる筋(側頭筋)の過緊張が原因です。 腰痛は、下あごが正しい位置におさまっていないで頭のおもみが脊柱にうまく伝わっていないためにおこります。のどに異物があるような感じは、下顎のずれにより舌の位置もずれてしまったためと予想されます。 肩こりは、下顎が右噛み 左噛みなどの癖や 歯並びによって片方が噛みにくくなりそのために胸鎖乳突筋や僧帽筋の筋緊張が原因となるようです。関節雑音は、関節円板の位置が正常な状態から前方に転位したために起こります。 また片側の奥歯が強く当たり歯科医院で何度削ってもらっても、ますます高く感じ片側の噛む筋肉、顎関節がますます痛くなる場合も関節円板の前方転位により、関節円板が咬合圧を受けとめれなくなるためです。 当歯科医院での治療は、 1.マニュピュレーションテクニック 2.頚椎整復 3.マイオモニター 4.スプリント(マウスピースみたいに上下の歯列にはめこむもの)治療 その他下顎のずれが原因で、脊柱が歪む場合、逆に骨盤が歪んで下顎がずれる場合もあるので、ヨガや整体からとりいれた運動をしていただく場合もあります。というのは脊柱が側面からみて正しいS字状湾曲、後ろからみてまっすぐが良いのですが、顎関節症の患者さんの多くは、ためしに正座をしてもらいますと猫背になり上体を垂直にすると背中を痛がる人が多い。骨盤矯正や背中伸ばしの運動を毎日続けていただくと姿勢が改善され、片頭痛、腰痛、肩こりが軽減し、患者さん自身が感じる楽な下顎の位置が、今まで噛みしめた位置とはどうやら違うらしいと気がつく場合があります。このように口の中の処置だけではうまくいかず、体全体の歪みを直さなければいけないときもあります。また年齢を重ねるほど治療期間は長くなります。 |
| 顎関節症の具体例 |
20代後半、男性症状 ●右側の片(偏)頭痛 ●開口障害 ●口をあけたとき耳の前方で音がする。 ●関節痛 |
模型を見ると咬み合わせが深く上下の前歯が平均的な日本人は唇がわに傾斜していますがこの場合逆に傾斜しています。模型の側面の写真をみると、奥歯が圧下しているのがわかると思います。下顎が後方に押し込ま れて上記のような症状がでました。 ◎治療 前方型スプリントを装着後、1週間で開口しやすくなり、 また偏頭痛も消失しました。 顎関節症は、別名顎偏位症と 呼ばれ、下顎が左右前後いずれかにかたより頚椎、腰椎、骨盤など に影響を及ぼしているので、並行して頚椎整復を施し、背筋伸ばし運動 骨盤の体操などをしていただきました。 今は矯正器具を使い下の奥歯を挙上しているところです。 また上の前歯1本が少し舌がわに傾いているだけでそのような症状が出た人もいました。 その場合、ほんの少しその歯を、けずりマイオモニターで咀嚼筋の緊張を和らげ、頚椎整復、背筋伸ばし運動、自分で顎関節を下方に牽引しながら下顎の前方部を引く動作(マニュピレーションテクニック)を毎日してもらうだけでかなり症状が軽減しました。 この方は両膝が屈曲し、出産後太ったままおなかがでている体型なので、体が後ろに倒れないように、首を前方に伸ばした状態でバランスを保ち、なおかつ赤ちゃんを抱くことが多い。そのため首、肩の筋肉がカチカチの状態で、後頭部にズキズキする痛みが毎日あったということです。 |
| 顎関節4分割撮影付パノラマX線装置 |

| 左右顎関節X線撮影(開口 閉口) |

下図のように首の骨は第一頚椎から第七頚椎あり前弯しているのが正常ですが、右下の図のように膝が屈曲し、お腹が前方にせりだすと、首を前に伸ばして重心を保とうとします。 上位頚椎の間と、後頭部と第一頚椎の間には椎間板がないので変位しやすく、この付近には延髄その他重要な神経や血管がありそれが影響を受けて、偏頭痛、耳鳴り、目眩などのいろいろな愁訴がでてきます。 |

| スプリント治療について |
| ●上の歯全体を被うソフトスプリント (プラスチックの硬いスプリントでは、咬合圧などのエネルギーを生体外に放出できない) ●前歯部だけに被せるスプリント (後方に噛む筋肉の過緊張を取り除くため) ●2〜3歯に被せるスプリント (障害側につけ、ずれた下あごを反体側に移動させるため) の3種のうちいずれかを使います。というのは上の歯列全体を被うスプリントだけではかえって症状が悪化する人も少なくないからです。 |
| ■むし歯の治療について WHO(世界保健機関)では「疑わしい場合は、う歯としてはならない」とあります。その考えに基づき歯科検診の現場ではCO(要観察歯)という基準が取り入られ、十分に観察、予防できる態勢をつくり、できるだけ処置を遅らせることが基本となりました。北欧ではその取り組みを積極的に推進し、学童期にむし歯を保有する子が激減しています。 ■予防としては 1.フッ化物の応用 (1)歯の硬度の向上、 (2)再石灰化(砂糖などの炭水化物を摂取した合、歯の表面から カルシウムイオンが遊離してしまうが時間がたつとエナメル質の表面に再結晶化する現象)の促進 2.シーラント むし歯のリスクが高い歯の溝の部分を、歯を切削しないでプラスチックの詰め物をする。 3.食事、ブラッシング、フロッシングの指導など 4.歯科医院によるプロフェッシヨナルトゥースクリーニング、その他キシリトールガムを食後にかむことに よって、そのむし歯を作る菌の生育を阻害する。また唾液の分泌を促進して再石灰化を促す。 当医院ではいろいろ資料をそろえていますで、お子さんを含めたご家族のお口の健康にお役にたてれると確信しております。 |
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